アナグマ対策
アナグマ対策
一般的には馴染みの少ない「アナグマ」ですが、温厚な性格のため、人に危害を加えるような話はありません。最近では農作物に被害を与えることで注目されています。アナグマは、農作物以外にも建築物にも被害を及ぼす恐れもあります。主に巣穴を作るためですが、家屋などの近くに穴を掘られた場合には、地盤が緩んでしまうかもしれません。
アナグマとは何者?
アナグマは穴を掘って巣を作る上に夜行性なので、見かけることは少なく我々にとっては馴染みがない生き物ではないでしょうか。タヌキやハクビシンに似ていますが、イタチ科の動物です。このように被害を及ぼすといわれているアナグマですが、一時絶滅危惧種に指定されていました。しかし、最近では数が増え、駆除されるケースも珍しくありません。
穴を掘り畑に侵入し
甘い作物の被害が増加
アナグマは甘い食べ物が好きなので、いちごやスイカ、トウモロコシなどの被害が多くなっています。
基本的には雑食性で、昆虫や木の実といった山や森のものを食べますが、エサが少なくなると人里へ現れるようです。
またアナグマは爪が鋭く、地面に穴を掘ることが得意です。畑の周りに柵などを設置していても、低い箇所から侵入できてしまいます。
アナグマが穴を掘り
建築物の倒壊を招く場合も
アナグマはその名前の通り、地面に穴を掘って巣を作る習性があります。基本的にはその同じ巣をずっと使い続けることになり、時間が経つにつれ穴はやがて大きくなっていきます。もしその穴の位置が建物の下であった場合、地盤が緩くなることで建物が倒壊する恐れもあります。
また、アナグマが掘った穴よりキツネやハクビシンといった動物の侵入も許してしまう場合があるため、敷地内に見慣れない穴が掘られていた場合は注意が必要です。
アナグマも鳥獣保護管理法の
対象生き物です
アナグマは「鳥獣保護管理法」の対象動物であるため、一方的に駆除することはできません。
もしアナグマを見かけたときは、無理に手を出そうとせず、捕獲・駆除以外の手段で冷静に対処しなければなりません。
鳥獣保護管理法によりアナグマは捕獲・駆除ができませんが、アナグマが入らないように侵入口をふさぐ、刺激を与えて遠ざけさせるといった方法でなら、一般の方でも対策が可能です。
アナグマ
アナグマと間違われやすいタヌキ
アナグマと間違われやすいハクビシン
家のスイカが齧られており周囲を見渡し、庭に穴が空いていたため塞ぎました。しかし、また穴が空いていました。何故ですか?
アナグマは「しつこい動物」といわれています。
比較的おとなしく鈍感な動物なのですが、農家や害獣駆除業者曰く「一度農作物を狙う、民家に侵入されると何度もやってくる」と語る人が多いとのことです。。油断せずうまく追い払ったら、必ずワイヤーメッシュや金網などで対策を取りましょう。
アナグマの苦手なものや、においなどありますか?
アナグマなどの野生動物は強いニオイを嫌います。そこで木酢液などのニオイが強い液体をまいて、アナグマを追い出しましょう。木酢液はホームセンターなどで購入できる、自然由来の人体や自然に無害な虫忌避です。また「木酢液がシミやにおいがそのまま残りそうで不安…」なら、丸めた新聞紙や布切れに木酢液を染み込ませ周囲に散らしておくとよいでしょう。嫌がり近づかなる可能性もあります。
施工までの流れ
STEP
01
現地調査・点検
専門知識を持ったスタッフがお伺いし、徹底的に調査いたします。
STEP
02
調査結果のご報告
診断結果についてお客様にわかりやすい言葉で、お宅の現状をお伝えします。
STEP
03
ご提案、お見積り
診断結果を基に、最適なプランとお見積りをご提案します。同意をいただいてから後日改めて伺います。
STEP
04
施工開始
専門のスタッフがお伺いします。※不在時も対応可
STEP
05
施工完了とご報告
施工完了後、写真つき報告書にてご報告します。
サービス内容
各種サービス | 種別 | |
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